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【マイクル・コナリー『暗く聖なる夜』徹底解説】ロス市警を辞めた私立探偵ボッシュの最初の事件

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マイクル・コナリーのハードボイルド・ミステリーの金字塔、ハリー・ボッシュ・シリーズ。その中でも大きな転換点となるのが、本作『暗く聖なる夜』です。

長年在籍したロス市警(LAPD)を退職し、「私立探偵」として新たな一歩を踏み出したボッシュ。彼が挑むのは、映画の撮影現場から消えた200万ドルの強奪と、それに先立つ女性の殺害事件という不穏な謎です。さらに物語の裏では、元妻エレノア・ウィッシュのどこか不可解な言動や秘密がボッシュの心をざわつかせます。

警察バッジを失った男が、執念とプライドだけで真実を暴く――シリーズファン必読の転機作の魅力をネタバレなしで解説します!

ボッシュシリーズで初めての「一人称」
物語が進んでいきます

目次

ロス市警を去った男:私立探偵ボッシュ、最初の事件の幕開け

本作の大きな見どころの一つが、「組織に属さない私立探偵」としてのボッシュの姿です。警察の権限も後ろ盾もない状態でありながら、彼はハリウッドの撮影現場に持ち込まれた「200万ドルの紙幣強奪事件」、そしてその直前に起きた女性の殺害事件の影を追うことになります。

警察内部のしがらみから解放された一方で、捜査の自由度は狭まり、FBIや強敵からの妨害も受ける絶体絶命の状況。それでもなお、独自の嗅覚と妥協なき執念で真相へと迫っていくボッシュの孤高の姿は、これまでのシリーズ以上にしびれるカッコよさです。

事件の発端

ハリウッド署を退職し、私立探偵となったハリー・ボッシュには、撮影会社に勤める若く活動的な女性、アンジェラ・ベントンの殺害事件が未解決事件として心に残っている。

事件のすぐ後に撮影現場で起きた、200万ドルの強奪事件。

二つの事件は結びつくのか?ボッシュの息詰まる活動と謎解きが、読む者を飽きさせない速いテンポで進んできます。

200万ドル強奪事件発生の撮影現場・ハリウッド周辺図

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この記事を書いた人

はじめまして、カズです(1944年生まれ 82才)。

ゴルフや週4〜5回のジム通いでアクティブに過ごしながら、大好きなミステリー小説やサスペンス映画の魅力を中心に発信しています。

スギ花粉を避けて毎年2〜4月は那覇で暮らすのが長年のルーティン。これまでの人生で心揺さぶられた「極上の物語」をシニアならではの視点でお届けします!

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