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「ネイチャー・エフェクト」自然は心と体をどう変える?最新科学で解き明かす驚異の効果

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日本経済新聞の土曜日版には、毎週良書の紹介コーナーが2面にわたってありますが、つい最近の記事で、シカゴ大学の新鋭教授マーク・G・バーマンが表した「ネイチャー・エフェクト」という題名の本が目に留まりました。

コラムの解説で注意を引いたのは、「フェイク・グリーン(写真や人工の緑)を見るだけでも、脳はリラックスモードとなる。」と言う一節でした。

今回のブログでは、著者のマーク・G・バーマン教授(シカゴ大学)の研究を紹介。「自然に触れると、脳の疲労が回復し、注意力が約20%向上した」というデータを分かりやすく解説します。

目次

1. 概要

本書は、現代人が日常的に抱えるストレスや注意力の低下に対して、「自然環境が人間の心、脳、そして身体にどのような驚異的な好影響をもたらすのか」を最新の科学的データに基づいて解き明かした一冊です。

田舎へ大々的に移住しなくても、身近な公園の散策、フェイクグリーン(観葉植物)の配置、木々や自然を模したデザイン(曲線やフラクタル構造)を取り入れるだけで、脳やメンタルが大きく改善するという具体的な研究成果が網羅されています。

2. 本書の主旨(テーマ)

本書の最大の主旨は、「自然は生活を快適にするための贅沢品ではなく、人間にとっての“必需品”である」という点に要約されます。

主なポイントは以下の通りです:

  • 注意力の回復と生産性の向上: スマホやパソコンに囲まれた現代社会で枯渇しがちな「注意力」や「認知機能」は、自然に触れることでリフレッシュされ、学習能力や仕事の生産性が向上する。
  • 心身の健康へのアプローチ: メンタルヘルスやストレスの軽減だけでなく、身体の健康、さらには人間関係(ソーシャル・ウェルビーイング)や悲嘆からの回復にまで、自然が深く寄与していることが科学的に示されている。
  • 都市デザインへの応用: 個人の心がけにとどまらず、空間デザインの自然化や都市計画、子どもたちと自然の関わり方など、社会全体で自然を取り戻す「自然革命」の必要性を提唱している。

3. 著者:マーク・G・バーマン博士について

著者のマーク・G・バーマン(Mark G. Berman)博士は、「環境神経科学(Environmental Neuroscience)」の創設者であり、世界をリードする第一人者です。

  • 経歴: シカゴ大学心理学部教授・学部長を務め、同大学の「環境神経科学研究所」の創設者および所長を兼任しています。また、計算社会科学センターの共同ディレクターなども務めています。
  • 受賞歴: 科学的心理学会(APS)からジャネット・テイラー・スペンス賞を、アメリカ心理学会(APA)からアーリー・キャリア賞を授与されるなど、学術界で高い評価を受けています。
  • メディア実績: 彼の画期的な研究は、『ニューヨーク・タイムズ』『ニューヨーカー』『CNN』『ナショナルジオグラフィック』など、数々の主要メディアで広く紹介されています。

NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる―最新科学で理解した創造性と幸福感の高め方

自然が人間の脳や体に与える科学的なメカニズムや、日常への取り入れ方について視覚的に分かりやすく解説されているため参考になります。

マーク・G・バーマン博士

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この記事を書いた人

はじめまして、カズです(1944年生まれ)。

ゴルフや週4〜5回のジム通いでアクティブに過ごしながら、大好きなミステリー小説やサスペンス映画の魅力を中心に発信しています。

スギ花粉を避けて毎年2〜4月は那覇で暮らすのが長年のルーティン。これまでの人生で心揺さぶられた「極上の物語」をシニアならではの視点でお届けします!

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